お金を貯める第一歩は収入・支出の把握から

お金を貯めようと思ってるのに、財布を見るといつも空っぽ。
ついつい気になった洋服や雑貨を衝動買い。
オシャレなカフェで贅沢。

そんな毎日で貯蓄が出来ずに悩んでいませんか？

それはきっとお金を貯める上での考え方を知らず、収支をきちんと把握していないからだと思ってます。

年収400万円台の私が社会人になってから始めた貯蓄が、30歳の時点で資産が2,000万円を超えているのは、この考え方と便利ツールのおかげでもあります。

どんな考え方なのか、そして私が実際に使っている超便利な家計簿ツールをご紹介します。

一緒にお金の貯め方を勉強していきましょう！

目次

• お金に興味を持ちましょう！
• 家計簿アプリで収支を把握
  • 様々なサービスが連携登録可能
  • 毎月の収支を把握
  • 毎月の予算を立てる
• お金の無駄使いを減らす魔法の言葉
• まとめ

お金に興味を持ちましょう！

会社の後輩と会話をして驚いたことがあります。
給料日やボーナス支給日も把握しておらず、自分がいくら給料をもらっているのか興味を持っていなかったからです。

私の会社の場合、手渡しで給料を貰うことはありませんし、給与明細もPDFファイルでメール送信されます。
銀行口座には自動で振込されるため、給料の重みを実感する場面は減っています。
おそらく、収入を把握していない人は支出も把握していないでしょう。

一部の若者の中には大学を卒業して生活費が必要だからなんとなく就職して目的意識もなく毎日通勤している人もいます。
しっかりと自分自身を成長させるためにも目的意識を持って仕事をし、毎月会社から支給される給料に感謝しなければ、お金のありがたみが薄れ無駄使いにつながります。

お金を貯めるにはお金に興味を持つことが大切です。

家計簿アプリで収支を把握

主婦の方でマメに毎年家計簿手帳を購入して毎日レシートを見ながら鉛筆で記入する人もいますが、お金に興味が無い人が始めても続かないことがほとんどです。
努力して続けても家計簿手帳に記入することが目的になってしまい、家計簿の診断に時間が使われてない可能性もあります。

少しでもサボるとレシートが貯まったり、しかも週単位や月単位の集計が面倒です。
間違いがあると消しゴムで消して集計しての繰り返しで疲弊してしまいます。

今は便利な家計簿アプリが無料でダウンロード出来るのでオススメです！

無料とは思えないほど機能が充実しています。

ズボラな人が最初にチャレンジするにはピッタリなツールです。

以降は「マネーフォワードME」の機能説明をします。

下記のボタンからインストール可能です。

様々なサービスが連携登録可能

面倒な家計簿への記入を劇的に変えてくれるのがサービスの連携登録です。
お金の動きや残高を自動的に明細として取り込んでくれます。

例えば下記の様な連携が可能です。

登録可能サービス数：2619

銀行、証券、カード、ポイント、仮想通貨、年金、携帯、投信、クラウドファンドなど
ほとんどのサービスが網羅されている印象です。
仮に自分の持っている口座の連携サービスが無い場合でも問い合わせをすれば追加してくれることもあります。

メイン口座や普段使用するクレジットカードを連携すれば基本的には収支が把握できますが、楽しくなってどんどん連携する時に注意が必要です。

お金の管理をアプリに一本化したい場合は有料会員(プレミアムサービス)への登録をオススメします。
月額500円ですが、かなりグレードアップします。

毎月の収支を把握

様々なサービスを連携することで収入と支出の情報が自動的に取り込まれ月単位に集計されます。
元々家計簿をつけていた人にとっては面倒な作業がなくなります。
年単位でも集計することが出来ますが、無料会員の場合は保存期間が1年間なのでプレミアム会員の登録が必須となります。

毎月の収支を比較すると気付くことがあります。

固定費の把握

毎月変わらない額は固定費と言われるものです。
家賃(ローンの返済)、保険、ネット代、新聞代などです。
固定費は一度契約してしまうと半永久的に支払う必要があるため最初に見直しをすべき項目です。
しかも高額な項目が多いため削減した時の効果が一番大きいです。
固定費の削減が貯蓄をする上での王道と言えるでしょう。

変動費の把握

毎月変動する額は変動費と言われるものです。
食費、水道光熱費、交際費などです。
変動費は普段から意識しないと無駄使いしてしまう恐れがあります。
固定費と違って心理的な要素が絡みます。
ついつい誘われて飲み会へ参加したり、仕事帰りにコンビニに寄ってスイーツなどを購入してしまうのは、まさに変動費の無駄使いです。
今の自分にとって本当に必要なのか考えながら購入したいですね。
私は甘いものが好きなので誘惑がいっぱいなコンビニには極力行かないように心がけています。

その他の把握

さらに、見覚えのない項目はアプリの課金、解約したはずのネット回線のプロバイダー料金、有料会員の年会費などがあります。

私も経験がありますが、ネット会社の解約はしたのにプロバイダー会社の解約をしていなかったことがありました。
あの時にアプリで管理されていれば明細が取り込まれた瞬間に把握出来ていました。

また、勧められるがままにスーツ専門店の会員になって毎年年会費を払ったりしていました。
本当に自分の買いたくてお得なスーツがそのお店じゃないといけないのか深く考えていませんでした。
お店は固定せずにその時の自分に似合ったスーツをお得に買うのが一番良いはずです。

毎月の予算を立てる

毎月の収支を把握した後は毎月の予算を立てましょう。
何を大切にして生きているのかは人によって異なります。

絶対外せない項目はそのままで良いですが、無駄だと思う項目は予算を削りましょう。
食費を削るのか家賃を削るのか自分なりに見直すことが大切です。

アプリ上で予算を入力することが出来るので無理のないように計画をして毎月予算通りに支出を抑えられたのか確認しましょう。
いきなり無理をしてしまうと我慢してしまい、ストレスが発生します。
そうなると自分へのご褒美を買ってあげたくなります。

プレミアム会員ですと毎月マンスリーレポートが発行され、家計診断も出来ます。
理想の家計との比較が出来るので客観的に収支を把握可能です。
なかなか他人とお金の比較をすることは難しいので嬉しい機能です。

お金の無駄使いを減らす魔法の言葉

ここで私が実践してる買いたい商品が出てきたときに回避する方法をお伝えします。
例えばアウトレットモールに行って高級枕を試したら寝心地がとても良くて衝動的に買いたくなったとします。
そんなときに必ず言葉の最後に「いらんけど」ってつけてください。
この言葉はいつも関西弁の妻が言う言葉です。

「この枕、寝心地が最高で欲しいな～」 ＋ 心の中で「いらんけど」

そして、この魔法の言葉が5回貯まったら買うようにしています。
なぜなら買い物に行って衝動的に欲しい物は不要なものだからです。
1回魔法の言葉を使えば購入を回避して無駄使いを減らせます。

5回貯まったらなぜ購入するかというと、それだけ生活の中で欠かせなくて必要なものでからです。
しかも、衝動的に購入するよりも購入のタイミングをセールのタイミングに合わせることが出来ます。
皆さんもぜひ心の中で使ってみてください！

まとめ

お金を貯めるには毎月の収支の把握が大切です。
しっかりと計画と見直しを定期的に実施しましょう。

キャッシュレス化とテクノロジーの進化によりアプリ一つで資産の管理が可能になりました。
自動的に毎月の収支が集計され隙間時間に確認が出来るので賢く利用しましょう。
放置をするといつの間にか無駄使いして、知らないうちにお金がどこかへ逃げていきます。
それでもアプリはあなたの無駄使いの履歴をどんどん自動で連携して集計してくれます。
数か月後にアプリを開いたときに驚かないように定期的に確認しましょう。