
手軽に駐車場経営ができるakippa。
「空いている駐車場をakippaで貸してみたい。でもトラブルが心配で…」
こう迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、実際にakippaで自宅駐車場を貸し出している者として、よく感じているメリット・デメリットを述べてみます。
問題が無いのが一番ですが、そうもいかないのが経営の難しいところです。
目次
akippaのメリット
1番のメリットは毎月報酬が得られること。
毎月お小遣いが入金されたら嬉しいですよね?
駐車場登録もスマホで簡単に出来ました。
- 基本情報入力
- 「全体写真」「駐車場写真」「周辺写真」の3枚アップロード
- 簡単な区画図作成とアップロード
駐車場登録後は審査を待って、2週間後に掲載がスタートしました。
写真や区画図はakippaのスタッフさんによりキレイに編集されます。
メリット①:初期費用が0円
初期費用は本当に0円でした。
コインパーキングの場合、清算機やロックプレートなどの機械の設置費用などがかかります。
akippaの場合は空きスペースがあれば、そのままでOKです。
看板の設置や車止めも必要ありません。
私も駐車場経営のために、何かを購入したり準備したものは一切ありません。
メリット②:何もせずに収益発生
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akippaの2019年9月の売上明細画面 |
1か月間で「2,500円」の収益が発生しました。
本当に何もしなくて良いです。
駐車場を掃き掃除して綺麗に保つくらいです。
予約はakippaのプラットフォームを通すため、予約完了するとメール通知があります。
予約状況は、専用フォームの予約一覧でどこでも確認出来ます。
私の場合、掲載されてすぐに予約が入りました。
ユーザーは地図上で立地と値段を重視して探すので、掲載時期などはあまり関係ないようです。
ユーザーとのチャット機能はなく、やり取りは0です。
利用されるたびに売上明細が更新されるのを見ると、まさに不労所得だなと感じています。
ただし、自転車や花壇などが駐車の邪魔にならないか、注意した方が良いです。
メリット③:新型車に出会える
私の個人的なメリットです。
車好きな人は新型車や珍しい車を見ると嬉しくなりませんか?
近くまで行ってジロジロ見るわけではないですよ。
今日の車は何だろな~って考えてるだけでもワクワクします。
全ての車が「カローラ」に見える妻からは、少々冷ややかな目で見られてますが。
他県ナンバーを見ると、遠くから来てくれたユーザーさんに感謝しかありません。
メリット④:スマホで簡単に管理
オーナー専用のアプリはありませんが、専用フォームから下記のような機能を利用出来ます。
- 予約一覧の確認
- 売上明細の確認
- 貸出予定の編集
- 駐車場の新規登録
自宅の駐車場を使う予定がある場合、貸出予定の該当日を×にしましょう。
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akippaの貸出予定カレンダー画面 |
自動設定の場合、近くのイベントに合わせて駐車料金が自動調整されます。
私はこの自動設定を利用しているので、面倒な調整が不要でラクです。
自由に料金設定も可能ですが、その場合はakippaへの問い合わせが必要です。
売上の確認は、日毎の明細と月単位で確認出来ます。
毎月末締めで3,000円以上売上がある場合、翌月末に自動的に指定した口座に振り込まれます。
akippaのデメリット
駐車場を貸し出すか迷ってる方はデメリットやトラブルなどが気になりますよね?
実際にあったリアルな話も含めてお伝えします。
デメリット①:駐車場内での事故発生
自宅の敷地内で、塀やフェンスに衝突される心配があります。
しかし、何かトラブルが起きた時は、ユーザーが直接オーナーへ連絡することはないです。
そもそもユーザーさんは、オーナーの電話番号などを知りません。
駐車するときに設備や他の駐車している車にぶつけてしまった場合や、
逆に停めている間にぶつけられたなど緊急性のある場合は、
akippa緊急ダイヤル(0120-218-216 音声ガイダンスに沿って1#)へご連絡ください。
上記ページが消えていたので、トラブル時の新しい連絡方法を以下に記載しておきます。
駐車場ご利用当日のトラブルやアクシデントなど、緊急性の高いお問い合わせはサポートチャットをご利用ください。
万が一のトラブルの際も24時間サポートし、チャットでのサポートが難しい内容については緊急対応窓口(電話)をご案内いたします。
下記のようなトラブルが発生しすぐにサポートが必要な方は、サポートチャットをご利用ください。トラブル事例
- 別の車が停まっていて駐車できない
- 予約スペースに障害物、異常があり駐車できない
- 駐車場内で事故が発生した
- 災害、極度の悪天候により駐車できない
- その他の現地トラブル
akippaが間に入って対応をしてくれます。
私は1回だけ、敷地内のコンクリートブロックに衝突されたことがあります。
少し大きな音がしたので、ユーザーさんが車を降りてその場を離れた後、確認しました。
車に傷がついただけで、コンクリートブロックに損傷はなく、何事もありませんでした。
謝罪はなく、akippaからの連絡もないので気付いてないのか無かったことにされました。
その時はakippaが間に入ることはありませんでしたが、事故が発生した時はakippaのサポートがあるので安心出来ます。
デメリット②:エンジン音が気になる
早朝や深夜のエンジン音は地味に気になります。
我が家の駐車場の入り口に段差があるため、アクセルを強く踏まれます。
その時に大きなエンジン音が聞こえてしまうんです。
貸し出し時間を24時間にしている場合、ユーザーさんは好きな時間に停められます。
どうしても気になる場合、貸出時間を限定することが出来ます。
貸出可能時間を「8:00~22:00」などに設定すれば心配は不要です。
デメリット③:稼働率が悪い
立地によるので一概には言えませんが、平日の稼働率が悪いです。
人口200万人クラスの地方都市ですが、埋まるのは土日、祝日がほとんどです。
地下鉄の駅まで5分以内の好立地にも関わらず、平日は厳しいです。
平日をいかに埋めるかが課題になりそうです。
田舎の駐車場を貸し出す場合、よっほどの好立地でないと難しそうです。
デメリット④:手数料が高い
売上金の46.3%を手数料で引かれます。
【29】駐車場利用報酬額
29-1. 弊社は、貸主に対し、駐車場利用料(消費税込)の46.3%の金額を、消費税込みの駐車場利用報酬額として支払います。なお、計算の結果端数が生じた場合は、小数点以下を切り捨てるものとします。
なおこの金額は、貸主へのサービス内容を変更する場合やキャンペーンの場合などに、弊社の判断により増額し、または貸主との同意に基づいて減額する場合があります。
ユーザーの利用料金が「540円」の場合で見てみます。
利用料金(税込):540円
akippaへの手数料:250円(46.3%※小数点以下切捨)
オーナーの利益:250円(53.7%)
利益 = 利用料金(税込) – (利用料金(税込) × 46.3%)
利用料金には消費税を含んでいるため、オーナーが手にする利益は利用料金の半分以下になります。
かなり痛いですね。
でも、駐車場料金は単価が低いので、akippaがしっかりと運営するためには仕方ない手数料だと思います。
手数料が高いからと言って、駐車場経営をやめる理由にはなりません。
まとめ
- 空きスペースのみで駐車場経営が可能
- 初期費用は0円で手間もかからない
- トラブルは「akippa」がサポート
- 不労所得でお小遣いゲット
事故などのトラブルをなくす方法として、車止めを置くと効果的かもしれません。
看板を出すことで近所への周知が出来て、平日の稼働率アップに繋がる可能性もあります。
また、ユーザーにとっても駐車場の場所がわかりやすくなるため、リピーターの獲得も狙えます。
空いているスペースを貸し出して、お小遣い稼ぎをしてみましょう!
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